〜 中央アジアのワイン 〜
ステップ地帯では高温と乾燥により糖度の増した極めて甘いぶどうができあがります。ワイン文化はシルクロードを通って内陸国まで伝えられ、東西文化の十字路、中央アジアで独自の文化として発展してきました。そのため中央アジアでは世界に類をみない独特のワインが生まれています。
〜 タシケント発モスクワ行 〜
カザフスタン共和国は、南部と北部、東部と西部とでは地形も気候もまるで違う。極寒の1月。気温プラス5度のカザフスタン最南部に位置するサリアガチを出発して一路モスクワへ。街を一歩外へ出ると、荒涼たる赤土質のステップが続く。時々車窓から遠くにクルガン(古墳)が見える。クズィル−オルダまで来ると外はマイナスの世界で真っ白。アラリスクは360°見渡す限りの平原。しかし、かつてのアラル海はもう見えない。ロシアとの国境近くのアクチュビンスクまで来ると外はマイナス20度。ここはステップと広葉樹林の混合帯。しかし、駅のホームでは、サリアガチ同様、マイナス20度の中で自家製のパンを売るたくましい婦人の姿を見掛ける。アクチュビンスクから更に西へ行くとウラリスク市がある。ここからカスピ海までは低ステップが続く。このあたりはかつて遊牧民が行き来していた。地平線の彼方から今にも武将バトゥーが馬に乗って疾走するような、そんな光景を我々に見せてくれる。
〜 カザフスタン南部地方 〜
天山山脈から北西に2000メートル級の山々が伸びている、カザフスタン共和国南部にあるアラタウ山脈。この南麓一帯は真冬でも比較的雪が少ない。ここの中心都市がチムケント市。そして、ここは良質のぶどうがつくられることで有名。優秀なワイナリーもここに点在する。バザールの中も、タシケントのそれとあまり変わらない。実に果物、特にぶどうの品数が豊富。ワインをつくる環境が整っている。
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Казахское вино 〜
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